2009年8月21日金曜日

Tania Maria

矢野顕子とはまた違う、ピアノと声が一つになったアーティスト。

まさかの目の前。
なんでこんないい席残ってんだ。


が、うっかりシャンパンを飲んでしまい、ウツラウツラ。


トリオって、やっぱいいな〜。

タニアマリアはガンガン左手でルート弾く。
それに対するベーシストのあり方、というのが新鮮だった。

そして何よりドラムのファンファン。
外山明か!と心の中で突っ込んでしまった。

盛り上がってくると立ち上がって叩く、みたいな。
スティックは一切使わず、ブラシとタケヒゴのみ。
PAも超生音な感じで、一番前だとスピーカーから音と生音の境目がわからなかった。


なんかジャズバーで聴いてるみたいでよかった。

そして初のコットンクラブ。
TOKIAは何度も来たことあったけど、遂に2階に足を踏み入れました。
2階に向かうエスカレーターに乗ると、途端にレトロな趣き。
プレハブのような壁には白黒の大きな写真群、黒いベルトをしたエスカレーターが今にも止まりそうな音をたてる。


2階に着くとコットンクラブへと続く赤いカーペットが。
こぢんまりとしたエントランス。
やはり何処となくレトロ。

面白かったのは会場案内のMC。


「自由席のお客様には茶色いカードをお渡ししております。
そこに書かれた番号の順番でご案内致します。


もらってないよー


というお客様、お連れの方がお持ちです。

書いてないよー


というお客様、、、


それは裏です。」


そんなMC、ブルーノートにはなかった。

全体的にブルーノートより華やかさは欠けるけど、ステージも低く音楽的にもアーティストとの距離が近く感じられる場所でした。
ブルーノートより好きかも。

テリーキャリアー見に行きたいな。


久しぶりに訪れた丸の内、三菱1号館とパークビル?の間に異国を思わせるような広場というか、空間があった。写真はそれ。
丸の内の何を知ってるわけでもないんだけど、またひとつ丸の内が好きになりました。

何度来ても、いいなーって思う。
オシャレなのに人が(あまり)いない。
東京の中心なのにそれほど栄えてない(ように見える)。
でも景観作りにはめちゃくちゃチカラが入っている。
けど、無機質どころかちょっと明治の和洋折中っぽかったりする。


東京で何処が一番好きと聞かれたら迷わず丸の内と答えるでしょう。
すごく落ち着く。
そしてちょっとセンチメンタルになる(笑)

もう秋の風が吹きはじめた。
まだ終わりたくない、夏。