2011年3月19日土曜日

民度

日本人の民度は高いという。
どこがだ。


この事態がひとまずの落ち着きを迎えるまでは、批判的なことを書くのはやめようと思った。


というか、こんなところでそんなことを書いても読む人が胸くそ悪いだけだと思った。これが僕の大人げなさです。すみません。

けれど、マスコミにしろ、買いだめ衆にしろ、偏ったアンチ原発&原発パニックに陥っている人間にしろ、どうかしてると思う。


気持ちはわかる。思考もわかる。感謝もしてる。けど、違うだろ。
今はそれじゃない。今一番危険なのは「不安」だ。
その解消の仕方を間違えてこんなことになっている。

解消といったって、不安は取り除いてもすぐ次の不安が出てくる。それよりもこの不安とどう向き合うか、どう付き合っていくか、それを考え、タフになっていくべきじゃないのか。
被災地にいない人間の出来ることは、そういうことだと思う。

政府や東電やマスコミがその根元になってしまいがちだけれど、その責任は国民にもあるんだとちゃんと認識したい。そして成長したい。

頭を冷やせ。もう一回考えろ。
オレがか。


ハイパーレスキュー隊員のツイートを読んで、自分の知らない誰かの上で成り立っているのだと痛感した。

そして、自分は自分の日常を送る。
できる限り、濃く。